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イングリッシュローズ





今日の紹介はグラハム・トーマス作出1983年
写真は2018年一番花
イングリッシュローズで唯一薔薇の殿堂入りを果たしている品種だ
殿堂入りの選定基準には世界中どの環境でも育てやすく、人類普遍の美意識から選ばれると有る
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薔薇好きならば誰もがうっとりする色合い、美しさ香りが備わった薔薇


実は我が家は黄色い薔薇は入れないつもりだったのだがやはりグラハムはこの目で見たかった
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それは正解だった、一輪咲き山吹色に近い優しい黄色の花を見た瞬間に心奪われた
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世界中どんな環境でも育てやすくと有るがもちろん薔薇が栽培可能な地域に限定されるだろう
そして耐寒性は北海道のような厳寒地だと防寒しないと凍害に遭うことも多いだろう
我が家では防寒しているので枝枯れは無いが春にはシュートの色が悪く、大丈夫か?(汗)と毎年思っている
そんな心配をよそにとても花付きが良く今年も沢山の開花を見せてくれた
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こういうイングリッシュが大ヒットするキッカケになる頃の品種や2005年前後くらいまでの品種を見ていると
やっぱりイングリッシュって良い薔薇だなとつくづく思う、ステムが長いとかの問題は別として
本質的な美しさ、人を惹きつける美しさとそれに見合った素晴らしい香りを有している

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当時の薔薇はイングリッシュじゃなきゃ!!と思わせる品種が沢山存在しているのだが
ある時期から何となくそれを感じ取りにくくなってきたように思う、もちろん新しい品種も綺麗なのだが
その品種じゃなきゃ得られない特別な魅力が欠落してきたようにも感じてしまうのだ
他のブランドの薔薇でも代わりが出来るような・・・耐病性の向上は本当に嬉しいのだけれど
新しい品種も取り入れながらイングリッシュを栽培してきたが実際に育ててみるとやはり目が行くのはある時期よりも以前の薔薇ばかりだったりして(汗)
まあ育ててみて思ったことは事実だがすべての品種を育てたわけではない、中にはもしかしたらあまり良くないかも?と思っていた
ジオルブライトンランブラーは育ててみる良い薔薇だったしウォラトンオールドホールなんかもとても良さそうだ
最新のザミルオンザフロスなんか気になりすぎる(笑)

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話が反れてしまったがグラハムトーマス
グラハムを育てなければ判らない本質的な美しさを持った素晴らしい品種である
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ちょっと不安のある苗だったが
苗の時に出たベーサルシュートがそのまま主幹になり一本足のままだが
それでもこれだけ咲かせてくれる、おそらく今は春の開花で2.5mくらいだろう
暖地だと伸びすぎてあまり返り咲きしないなど聞くが我が家の辺りでは防寒してこの高さが出せる感じだ
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剪定誘引の際に太いシュートの処理に困って結局勿体無くて切れずに株の形がおかしくなってしまった(汗)
グラハムは要らない枝のみ除いてあとは適当に振り分けて放っておけば沢山咲くタイプ、本当出来た薔薇だ(笑)
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グラハムは朝日もよく似合う
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さてもう少しで満開に!
と思ったら音を立てて雨が降り多くの花が叩きつけられ落ちてしまった。。。

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山吹色のような鮮やかな黄色い薔薇は咲き進むと白っぽく褪色する

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薬剤散布しているがよく伸びる薔薇だけあって特別に病気に弱い印象は無い
秋に黒点が出る年も有っただろうか
夏から秋までそこそこ咲き続け秋は殆ど咲いてない
逆に夏切っていれば秋には咲くが
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美しい黄色のイングリッシュの名花の紹介でした
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最後に話は変わってしまうが

10月21日の今日は最高気温18度と暖かな一日だったがもう最低気温は一桁になる時期になり
木々は紅葉し植物は冬の準備を始めている、そうもう片付けたくてしょうがなくなる時期なのだった
今年からは冬囲いもより一層大変になるだろうと今日から庭の片付けを始めた
主に薔薇の葉むしりから、気が付けば結構葉の色が悪くなっていた(汗)
今日やっても次はそのまた一週間後なのでこれからは時間との勝負
以前は12月半ばくらいまで根雪にならないから大丈夫なんて思っていが最近は根雪が早くなってきている
それに11月に驚く程降ってくれるのでそれまでには終わらせたい、さて今年はどうなることやら。。。

記事をご覧くださりありがとうございました
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Commented by YAN at 2018-10-21 23:33 x
こんばんは(^^)/

僕もERは古い品種の方が好きですね。病気になるとかやたらにシュートが伸びるとか花持ちが悪いとか気温に敏感で気難しいとか色々言われますが^^;本当に個性的で美しい薔薇が多いんですよね。あの薄い花びらに光が当たって透ける様は、時間を忘れて見とれてます(^^ゞ

グラハム・トーマス、名品ですね。僕は持ってませんが、知り合いのところでも大きく育ってます。黄色い薔薇は僕等の町では品種選びに悩みますが、春になって雪の下から元気に出てくるとホッとしますよね(^^)

もう葉むしり始めましたか、僕はのんきに紅葉なんか撮ってました(^^ゞ
今年は冬が早そうだから、つきいろさんも感じて早めの準備ですね。今、庭では今年最後のアレキサンドラローズが咲いてます。僕もそろそろ取り掛かりますか。それにしても、更新も早いですね、これこそ見習わないといけませんね^^;
Commented by mimiha at 2018-10-22 10:33 x
ERに思う事、本当に私もつきいろさんと同じ様に思っていました。そしてまあ、何て大きく咲かせている事と、感嘆しています。ウォラトンさん、今年お迎えしたのですが、微妙だなぁと思いました。ERデビュー当時の勢いのある花の姿ではなく、
陰影のあるウォラトンさんと思いました。
でも、儚さもまたバラの大きな魅力かと^^
Commented by pecorinoniwa at 2018-10-22 21:52
つきいろさん こんばんは(*'▽')

山吹色のバラがとっても気になっていました
褪色して白になってもなお 美しいのですね(*'ω'*)

つきいろさんの心をキャッチしたザミルオンザフロス
調べてみたら 小ぶりのディープカップ咲きの
魅力的なバラですね⤴
来年 つきいろガーデンで見れたら嬉しいです(*^-^*)

一気に寒くなりましたネ
私もやりたくない冬囲いだけれど
やらなきゃ冬が越せません…
淡々とやるしかありませんよネ
Commented by tsukiiro24 at 2018-10-25 21:14
> YANさん こんばんは。

新しい品種は色々な面で優れていますが古い品種は何かを犠牲にしても見たいと思える魅力がありますよね^_^

黄色は確かに厳寒地向きではないかもしれないですね、僕の場合黄色い薔薇が好きじゃなかったんですがグラハムにはやられました、それ以降は黄色い薔薇のイメージすら変わりましたけどね(^^)

そうなんです何年早くなってきた庭の片付け、越冬の準備は今年は冬が早いと感じたというよりも自分の使える時間を考えてもう始めようと思いました^_^
更新がまた少し増えましたが写真一枚の記事もアップするようになったからです。笑
ヤンさんのブログもそろそろ覗きに行こうと思います^_^
Commented by tsukiiro24 at 2018-10-25 21:23
> pecorinoniwaさん こんばんは。

この山吹色の薔薇はさすがの美しさです^_^
そうなんです!退色した姿がまた良いんですよ。

新しいザミルオンザフロス、初めてのピコティで薔薇全体として見ても珍しいのでこれは人気でますよね^_^
いえいえ、欲しいのですが我が家はそろそろそろ打ち止めです。汗

冬囲いは辛いですね、年々薔薇が大きくなって嬉しい反面途中から酷く大変になってきました、またこの時期何かと忙しいんですよね。汗
ゆっくり出来るのならあまり苦にならないんですが今年はこれまでになく大変なので早めの作業開始となりました、お互い頑張りましょう^_^
Commented by tsukiiro24 at 2018-10-25 21:39
> mimihaさん こんばんは。
すみません順番間違えました。汗
新しい品種が出るのは毎年楽しみですし確かに優秀なんですが、振り返ってみるといつも見ているのは古い品種ばかりでした。汗
ウォラトンmimihaさんはあまり好みではなかったんですね、まあ迎えたばかりなら評価はまだかわりますよね^_^(^^)
Commented by hiroyan@otaru at 2018-10-26 16:22 x
つきいろさん、こんにちは
グラハムは育ててませんが、ウチは逆に黄色のER多いですw
いいなって思うって2000年前後のものが多い気がします。
最も新しいのは2008年発表のケント姫ですし...。
新品種は情報が乏しいのと高いのでまだ買わないと思いますが、ミルオンザフロスすごく気になってますよ。
もし手に入れたら情報下さいませっ!!
Commented by ミカ at 2018-10-27 21:59 x
つきいろさん、こんばんは^ ^
最近すっかりまとめ読みが定着してしまいましたが(苦笑)
レディー・オブ・シャーロット、ウイリアム&キャサリン、グラハム・トーマスと前から気になっている薔薇ばかりが連投されていて苦笑いしつつ、いつものように楽しませて頂きました。
それとレダもちょっと変わり種で素敵ですね~
私も薔薇が増えていくにつれて少しずつ好みが変わったというか興味の矛先が変わってきたように思います。
確かに家にない別のタイプが欲しくないのは当然ですよね。
ちなみに私も今日David Austinからイングリッシュローズ2株をお迎えしました^ ^

あと薔薇に関係ないのですが、最近また多年、宿根なんかを迎えようと気になる品種を検索にかけるとほぼ毎回つきいろさんのブログ(過去ブログも含めて)に辿り着きます(笑)
で、つきいろさんがお勧めするならこれにしようと、来年購入予定のリストが出来上がってきています^ ^;
Commented by tsukiiro24 at 2018-10-28 20:42
> hiroyan@otaruさん こんばんは。
そうですか、黄色のERが多いんですね(^ω^)
ゴールデンは石屋チョコレートファクトリーなどで見たこと有りますが他の品種はグラハムも含めあまり目にしないので見てみたいです。
そうですね僕は2005年までと書きましたがその頃は結構濃い時期ですよね、僕はその頃とそれより以前の品種は言い方がおかしいですがERらしさが有ると思っています。
新しい品種も気になるのでちょこちょこ迎えてきましたが良いんだけどウ~ンと思うことが多いです、本当良いんですけどね。汗
ミルオンザフロスはやられた感が強いですよね、あれは魅力的です(笑)
でもそうなんです情報が無いので実際に育った所を見たいのですよね、手に入れることは・・・いくつか諦めたらでしょうかね。汗
Commented by tsukiiro24 at 2018-10-28 20:53
> ミカさん こんにちは。
いえいえ纏めてでも読んでくれるだけで嬉しく思います、ありがとうございます(^ω^)
そうですかミカさんの気になっていた品種ばかりを連投していたんですね、なんだかそれはそれで嬉しく思います(^ω^)
グラハムは記事にも書きましたが極細の枝や枯れそうな枝を抜く程度で良く咲きますが逆にシャーロットは切らないとあまり咲かない感じです、シャーロットは一見咲きそうなんですけどね放っておくとボーボーに小枝が混んで開花の妨げになります
ウィリアム&キャサリンはこいつ寒冷地向きじゃないな。。。とちょっと思っていてあまり評価出来ずです。汗
レダは花が大きく咲くようになると美しいのですけどね、我が家のはまだちんちくりんです(笑)
そうなんですよね、育てるにつれて好みや興味は変わってゆくものなんですよね
そしてその欲求を満たせるだけ品種が有るから飽きないのでしょうけどね、そうそう同じようなのばかり集めてしまうので違ったものが欲しくなるのも有ります(笑)
でもやっぱりイングリッシュは良いな~と毎年再確認していますよ(^ω^)
新しいお仲間を迎えたのですね、それは是非伺って確認する事にします。

え?宿根も検索に引っかかってますか?それは初耳でした(^ω^)
きっとほかの人があまりオススメしてない品種なんでしょうね、僕は気にいるとやたら推しますからね(笑)
それより記事を書いたことがミカさんのお役に立てて光栄に思います、これからもどんどんガーデニング楽しんで行きましょう!

by tsukiiro24 | 2018-10-21 19:29 | グラハムトーマス | Comments(10)

2013年から続くつきいろの庭ブログ第三弾です


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